FAXでいただいたラフ案からの制作

いつもお世話になっているの王様のパンさんは、毎週木曜日に西武旭川店と丸井今井札幌本店でパンを販売しています。
今回はそのお知らせのチラシを制作させていただきました。

制作の流れとして、今回原稿はFaxでいただいて、それを基にチラシを制作することになりました。
Faxの場合は文字がぼやけてよく読めないこともあったり、手書きの文字が達筆で読みづらい時もある為、まったく読めない場合は電話して確認しますが、そうで無い場合は想像力を膨らませて解読します。(笑)
また、その時に何を伝えたいのかを汲み取って、原稿はあくまでも主旨を理解する為のものとして解釈するときもあります。

まれに、文字のサイズや色、レイアウト等の細かい指示をされるお客さまもいまして、そうした場合は時間もかからず作りやすいのですが、デザイナーとしてではなくオペレーターとしての感覚になってしまうので、制作していても面白みが無い事が多いです。

逆に、ざっくりとした思いを伝えてくれるお客さまですと、ある意味”芯”しっかりしていて、それをどのような方法でどんな形にするかを、あらゆる可能性と想像力を膨らませて作りあげてゆくことができるので、大変ですが面白みがあります。

今回はチラシというそれほど大きなものではないですが、そのケースといってもいいと思います。

(↑今回送っていただいたFax。右端がちょっと読みづらいですが、何を伝えたいのかを感じとれます。)

ラフ案からのイメージを膨らませてカタチに

お店側として、何を誰に発信したいのか、
チラシを見る側として、何の情報を必要とするのか、
などなど、諸々の想像をしながら出来上がったのがこれです。↓

出来上がったものだけをみると、なんてことも無いチラシかもしれませんが、最初の原稿でいただいたものからレイアウトを大幅に変更しています。

お客さまには、「想像していたものと違ってわかりやすく整理されて、スタッフやお客さまからの評判も良い!プロっぽい!」とお言葉をいただけました。(お金をいただいているので、いちおう”プロ”です。はい。笑)

なので、私のところでは、手書きのラフ案を送っていただくだけも対応できますので、何かありましたらどうぞお気軽にご連絡ください。

2015.4.29